使ったいない銀行の口座を、そのままにしていませんか?
近年、使っていない口座なのに、手数料が引き落とされるということに
なるかもしれません。
今までは、10年以上取引のない口座は「休眠口座」となりました。
この、休眠口座は「休眠貯金」と言われ、休眠貯金となると残高が
貯金保険機構に移管されて、国庫になりました。
ですが、近年ではこの休眠口座に対する銀行の扱いが
変わりつつあるのです
そこで、なぜ? 使っていない口座を解約した方がいいのか
50代からの口座管理は、いくつがベストなのか?を解説していきます。
使っていない口座なのに手数料がなぜ?発生するの?
最近では、「未利用口座」に口座管理手数料として、銀行が手数料を
かける銀行が増えてきています。これは、不正利用などを防ぐ目的での
管理費用負担の一部にあてられる手数料です。
未利用口座とは? 口座開設から一定の条件に満たない口座
または、取引が2年以上ない口座の事で
それぞれの、銀行によって期日や手数料の金額に違いがありますが
例として、りそなグループの場合は
一定期間、一度もお預入れ・お引出しなどのお取引きがない口座を指します。
りそなグループ(みなと銀行は除く)では、2年以上一度もお預入れ、お引出し(払戻し)がない普通預金口座を未利用口座としてお取扱いし、預金残高が1万円未満の場合等にその旨をご案内し、年間1,320円(消費税等込み)の未利用口座管理手数料をご負担いただく場合がございます。
このように、大手銀行に限らず、地方銀行でも口座管理手数料がかかる銀行が
増えてきているのです。
取引がない銀行なのに、手数料を払う事態を避けるためにも
使っていない口座は、解約をオススメします。
老後は 複数の口座管理は危険
老後は、複数の口座を管理するにはリスクがあります。
元気なうちは良いのですが、認知症や相続が発生した場合
沢山の口座がある場合、家族がひとつひとつ確認するのに時間や労働力が
必要になります。家族のため自分のためにも、管理できる範囲の口座に
絞っておきましょう。
口座を解約する際の準備と注意点
口座解約を、スムーズに進めるのには必要書類を、準備し解約前に
残高がゼロであることを、確認しておくことが重要です。
口座を解約する際の準備
- 名義人本人が銀行に出向く必要がある。
- 届出印、通帳、キャシュカードを持っていく。
- 本人確認種類が必要である。
50代からは3口座がベストの理由 まとめ
いままで、使っていない口座の解約を薦めてきましたが
いったい、いくつの口座で管理したらいいの?と悩みますよね。
分かりやすいように、1つの銀行にまとめてしまって、銀行が潰れた場合
保証の金額が決まっているので、それでは不安です
口座の使い分け例として、3つ程度がおすすめされています。
3つの口座振り分けは
- 日常的な出費用「使う口座」
- 旅行や冠婚葬祭の「イベント用口座」
- そして「貯金口座」
などです。
3つの口座なんて、無理と思う方もいらっしゃると思います。
また、エンディングノートに記載しておけば良いのでは?と
思う方もいらっしゃると思います。
ですが、近年、未利用口座手数料がかかる銀行が増えるてきています。
無駄な手数料を引かれないように、口座の不正利用や詐欺を防止する
意味でも使っていない口座は元気で動けるうちに解約をして
スッキリさせておきましょう。